皆様ごきげんよう スタッフNです。
GWに、金沢・能登半島へ2泊3日の旅をして来ました。5月5日に石川県で地震がありましたがその時は丁度旅行3日目でした。
帰りの新幹線に影響が出たことぐらいで、金沢市内はあまり混乱もなかったように思います。
今回地震の被害が大きかった珠洲市は能登半島最先端、
地震で被災された方々や、美しい街並みやの観光地が、今も尚余震で不安な状況下にある事に胸が痛みます。
荒波で削られた不思議な姿の岩々がそびえ立ち、海の蒼さが光り輝く絶景スポットの多い能登半島、
海沿いはどこもそうですが、地震があるとやはり津波の不安がよぎります。
旅行1日目はJKの娘の希望で、金沢に到着すると先ずは着物を借りて金沢市内を探索。
その後、タンポポの綿毛で作られた幻想的な空間が広がるフォトジェニックなアトリエへ。
果物や野菜の皮を使ったピールアートも楽しめます。
HIMITO(光水土)
その後は私がどうしても行きたかった場所へ。
鈴木大拙館
鈴木大拙は金沢に生まれた仏教哲学者で、海外では禅や東洋の思想を西洋に広めた人物として知られています。
学習空間から見る路地の庭は写真NGでしたが、
思索空間から見る水鏡の庭の素晴らしさ・・・
荘厳で静かな時間が流れています。
自分へのお土産は、【雲水日記】
この本を書いた佐藤義英氏は大正10年生まれ。京都のお寺で修行をした後、三重県のお寺で住職となりましたが、47歳でこの世を去りました。
病床にある10年間にこの本を書き上げたそうです。
修行僧の修行生活を細かい描写で描き、コミカルに描かれた人物の表情がとても素敵な挿絵付きの本。
日々の生活において、無駄のない丁寧な暮らしのヒントがたくさん詰まった本です。
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