ごきげんよう、スタッフNです。
本日は午前9時20分から午後18時20分の長丁場。
座学も今日で終わりです。
午前中は障害の医学的側面について、午後は老化や住宅について学びます。
歳を経てから介護が身近になってくると、知識も経験も増えてくるので、この分野は馴染みやすい。
皆様、将来寝たきりにならない為に、どうして歩くのが良いと言われていると思いますか?
私もこのあたりは漠然としかわかっていなかったので、今日の勉強はとても参考になりました。
血液は心臓のポンプによって流れています。
重力によって下に流れますが、下の血液は重量が効かないため普通で考えたら心臓に戻ることはありません。
重力に逆らって戻るためにふくらはぎには『下肢ポンプ作用』と言われている働きが備わっていて下肢ふくらはぎを使う事で収縮と弛緩を繰り返し、下肢の深部の静脈を圧迫して血液を心臓に戻しているのです。
自分のふくらはぎがこんな優れた仕事をしていたなんて…
これが『第二の心臓』と呼ばれる所以です。
『動脈硬化』を防ぐために、血流はとても重要です。血管内を出来るだけ血流を阻害しないよう保つ為に、塩分や油っこい食べ物に気をつけ、そして歩く事が大事なのです。
体の仕組みと理屈がわかると、歩くことにもより意欲が湧き、自分の体を大切にしたいって思えて来ませんか?
なかなか外に行けない高齢者の方でも、家の中で少しでも歩けたら良いですよね。
マンションの長い廊下、今まで無駄に長いと思っていた方!今こそ使う時です!
何往復かしてみたらかなりの運動になりそうですよね。
安全な部屋づくりをして、歩くことを意識してみてはいかがでしょうか?
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