皆様 ごきげんよう スタッフNです。
介護職員初任者研修11日目は排泄介助を学びます。
排泄は、生きていく上で欠かせない行為です。老廃物(尿や便)が排出されず体の中に溜まると健康を害し、生命に関わります。
誰でも、可能な限り自分で行いたい行為です。
しかし、年齢を重ねてくると膀胱に尿を溜められなくなったり、女性の場合、骨盤底筋の低下により、尿漏れに悩まされたり、食事量が減り水分を取らない事によって便秘となり排泄が困難になってくるのです。
また、自律神経の影響も大きく、生活への意欲を失っている、自信を喪失している場合、
「もう、オムツでいい」と排泄の自立を諦めてしまう人もいます。
トイレの回数を減らすために水分の摂取をあえて減らす高齢者もいます。
また、トイレまでの移動が困難な場合はポータブルトイレを利用するなど、最後まで排泄の自立を試みましょう。
ベッドから移動が出来なくても、排泄の道具を使って自力もしくは介助で行う事も出来ます。
介護職員が排泄介助を行う場合、羞恥心や自尊心に配慮した言葉がけや対応が求められます。
20年後、30年後の自分を想像してみる事で、もしかしたら利用者さんや家族に少しでも寄り添うことが出来るかもしれません。
自立支援に繋がる介護を心掛けたいと思います。
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